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最高の夜でした♪

ある場所で、ある方から、大変なものを御馳走になってしまいました。

Iちゃんと、私の学生時代からの親友Kと一緒に参加した会でのこと。
メンバーとは初対面なはずの親友Kの、「あ、オスピス・ド・ボーヌだ~!飲みたーーーい!!」に、
「ちょっと何言ってるの。変なこと言わないで。」と焦る私。
内心「もう勘弁してよ~!」だったんですが、笑顔で「いいよ。空けようか。」って。
頭の中で「どうしよう、大変!」と「嬉しい!」とがグルグル回っている。でも私の視線はラベルから離れられない。
そして出た言葉は「マジ?」・・・
そう、”マジ・シャンベルタン”だったのです。(笑)

既にかなりの量を摂取している私達は、「マジ?マジ~??」「マジ!マジーー!!」と連発。(今思うとかなり寒い。)
お騒がせしてすみませんでした。

言葉に出来ないほど、素晴らしかったです。
「あー、やっぱりこんな感じが一番好きだわ~、私。。。」と再認識。
もうすご~く幸せになって、「このまま時間が止まって~。でもワインはいくら飲んでもこのまま減らないで~。」と思っていました。

そんなことがあるわけはなく、やっぱりボトルは空に。
「次どうするんだろう?」と思っていると、誰かがまた大変なものを発見。
「私でもこのラベルは知ってるわ。大変、大変!ダメ、ダメ!!」と言っていると、「じゃ、それにする?」と悪魔、いえ天使の囁きが・・・。
遠慮しようとしたけど、もう手に持ってる・・・。

いくら酔った私でも、大変なことをしているのはよくわかっています。「ブル対カリのピノ対決。しっかりしなくちゃ!」と緊張してしまいました。

結果は上質の凝縮した豊潤な果実のアロマのカリフォルニアに対し、
果実のほかに、なめし皮やけもの、複雑で官能的なブルゴーニュ。
どちらも想像以上に素晴らしく、至福の時でした。

しばらくすると、出てきました。
それもいつもカレッジで見ている、あのブラインド用のお洋服を着ています。
これを言うと先生に怒られるけど、ボトルの形がボルドー型。
これらの後だけに、もうドキドキです。
すると、「誰か空ける人~?」に、「は~~い!!」とすっかり上機嫌のKが手を挙げている。
「嘘でしょ。大丈夫?」と心配しながら横目で見ていると、手馴れた手つきで思い切り大胆に開けようとしている。
「待って。コルクの色からして、そんなに手早くやっては・・・」って思っていると、やっぱりやっちゃった。
でもね、「大丈夫、大丈夫。」って皆さん優しいんですよ。
誰も嫌な顔、困った顔しないんです。これにも感動しました。
皆さんが手伝ってくれて、ボロボロのコルクも、無事にボトルの外へ。
Kちゃん、よかったね。いい経験したよね・・・でした。

さてここからが当てっこです。
一人すぐにわかった方がいて(某ワイン誌で、コラムを持っている方)、もう尊敬の眼差し。
左岸はわかったのですが、それ以降は自信なし。
サンジュリアンの2級クラスとか言ってしまいました。
さらに年代はもう全然わからない。1970年代、ということでおまけしてもらいました。

初めていただく1970年。
とてもお行儀がよかったらしく、熟成が最高です。
本当にとっても感激しました。

間違いなく、一生忘れられない最高の夜でした。
ねっ!最高だったよね、Iちゃん♪

Tさん、本当にありがとうございました!!!


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